ずいぶん前のことになりますが。
私は自分のエネルギーメンテナンスのために、あるスピリチュアルセラピストさんに、浄化のセッションをお願いしたことがありました。
その時唐突に、そのセラピストさんが、私の過去世のことを語り出し。
そこで、「あなたはどうやら、魔女だった過去世があるようですね。」と告げられ。
「魔女狩りにもあったようです。」とおっしゃるではありませんか。
でも正直、「それは聞きたくなかったなぁ~」という感じではあります。
なぜなら、「魔女狩り」という言葉を聞いて、それから何日も、そのことが頭から離れなくなり。
夜、まともに眠ることが出来なくなったからです。
十日間ぐらいは恐怖を引きずりましたよ。(苦笑)
まぁ、うすうす、自覚はありましたけどね。
これは、ヒーラーによくある話です。
実はヒーラー活動をしている人や、スピリチュアルに関心を持つ人には、魔女だった過去世がある方が多くいます。
特に珍しいことではないのですよ。
過去世からの才能は、引継ぎされます。
私たちには、たくさんの過去世があるわけですけれども。
そこで培った才能というのは、1回限りで終わりというわけではありません。
才能以外にも、その時持っていた特徴・特質は、前世から今世と持ち越すものなのです。
例えば、前世でヒーラーとして活動していれば、今回の人生でもヒーラーとして活動していたり。
タロットなどのカードリーディングをしていたなら、今回の人生でもカードに興味を持つ可能性が高い。
そして魔女は、独り身だった人が多いようです。
だから今回の人生でも、家族との縁が薄い傾向にあったりとか。
直感が鋭く、エネルギーなど、目に見えないものに敏感なので、人付き合いに苦労し、大勢の人の中にいることが苦手な傾向にもあります。
これら全部が、私には当てはまるのです。
私は小さい頃から、不思議なものや占いに興味がありましたし。
小学校低学年の頃から、「私は何をするために、この世に生まれてきたんだろう?」
と真剣に答えを出そうとしてみたり。
どこからそんな疑問が湧いてくるのか、不思議なのですが。
「私は昔、何をしていたのだろう?」と昔に思いをはせるような感覚を持っていたり。
「私って誰なの?(自分の正体を知りたい)」とかね。
普通の小学生だったら、あまり考えないようなことを考えていることが多い、ちょっと変わった子供でしたし。
4歳から大病を患い、生死の境をさまよって、挙句に、臨死体験までしました。
だから、わずか6歳にして、「霊界(あの世の世界)はあるんだな」、と理解できましたし。
魔女だった過去世が今世に与えた影響は?
大人になってからは、自然とスピリチュアルを学ぶ方向に導かれていき。
さらに、天使という存在に出会ってからは、エンジェルセラピーのとりこにもなりました。
熱心にオラクルカードも学びましたね。
今は趣味レベルですが、タロットカードも勉強中です。
家族とも縁が薄い傾向ともありますが、家庭内で、色々問題や悩みも抱えましたので、どちらかといえば、そういう傾向にあります。
そして人生で最も困難だったのが。
「自己表現が苦手」という性質を持っていたことです。
苦手というより、「恐怖」という言葉が正しいでしょうか。
学生時代は、自己表現の機会がとても多いですよね。
絵を描く、習字を習い、筆で字を書く、みんなと合唱して歌を歌う、体育の時間にスポーツをする、など。
私はそのすべてに、恐怖心を持っていました。
推測するに、魔女は迫害を受けましたから、「人目につくと自分の身に危険が及ぶ」 という意識がとても強いのでしょう。
私はそのネガティブな意識を、今世に引き継いでしまったようで、学校の授業で行うことの全てが、強烈なストレスでした。
だからといって、授業をボイコットするわけにもいきませんので、みんなと同じことをしていたものの、
習字で字を書く→怖い。
絵具で絵を描く→怖い。
みんなで歌を歌う→怖い。
校庭で運動をする→怖い。
給食→怖い。
運動会→怖い。
遠足→怖い。
全てがこんな調子。
学校で行うことの全てが、恐怖でした。
「隠れていたい」
「引っ込んでいたい」
「絶対に人目に付きたくない」
とにかく、その思いが強かったのです。
と言っても、当時の私はなぜ怖いのかが分かりませんでしたし。
こんなことは親にも先生にも、理解してもらえるはずもなく。
ただただ、恐怖と苦しみに耐える日々を送っていました。
それに病気をしたせいで体が弱く、人見知りで恐怖に怯えるような性格だった私は、いじめの対象にもなりました。
「あぁ、私は人生を生きるのにハンデが多すぎる!」
と 何度嘆いてきたことか。
毎日が苦しくて、学校から帰ると結構頻繁に、親が見ていない所で、メソメソ泣いたりもしていました。
過去世が魔女だろうが何だろうが、最後まで生きるしかない。
大人になったらなったで、また新たな問題や悩みを抱え。
「人生って、どうしてこんなに苦しいのだろうか。」
もがき苦しみながらも、何とか自分を奮い立たせて生きていたわけですが。
ある時、人生に最適なタイミングが訪れ、「ソウルプラン」と出会うことに。
そこで初めて、自分の人生の意味について知ることができたのです。
これは衝撃でしたね。
そしてまた「あぁやっぱりね」と、深く深く、心の底から腑に落ちた気分になりました。
私がなぜ、私という人間を選び、苦しいながらもこの人生を生きているのか。
そのことがはっきりと理解できました。
それによって、いい意味での「あきらめ」ですかね。
「私という魂がそれを望んでいるのだから、もうこうなったら、ゴールにたどり着くまで、トコトン生きるしかないよ。」
「グチを言っても、嘆いてみても、自分の人生にケチをつけても、何も変わらないと思う。」
「自分が決めた人生なんだから、腹をくくって生きなきゃ」
と意識が変化していったわけです。
(でも未だに、くじけることはたくさんありますけどね。)
自分が過去世で魔女だったのか、そうでないのか?
たぶんそんな過去世があった気はするけれど。
100%の真実は、私には分かりません。
しかしそんなことは、今の私には重要ではないような気がします。
多分、それにこだわっているうちは、前に進めないと思うのですよね。
それよりも自分が過去から継承した特質を活かして、この先の人生をどう展開していくか?
そちらの方を考えていくべきなのだろうと。
過去世の自分にありがとうと感謝をして、今を精いっぱい生き切る。
今の自分にできることはそれしかないと、結論を出した私なのでした。
ご自分の人生の使命、自分の魂の意図について、興味がある人はご連絡くださいね。
ソウルプランリーディングは、随時受付中です。